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2014〜2015年シーズン関西シクロクロスシリーズ終了のお礼



2014〜2015年シーズン

                 関西シクロクロスシリーズ終了のお礼
 
                              2015.2.9
                              関西シクロクロスオルガナイザー 矢野 淳


 1995年に福知山市三段池公園で始まった関西シクロクロスは20年目のシーズンを迎え、無事に終了することができました。
 プロローグと「MAKINO ROUND」を含め今期は12レースを開催し、昨シーズンを上回る延べ6,941人のエントリーをいただきました。20年間、毎年右肩上がりを続けるシリーズは、暖かい日も、雨の日も、雪の日も毎レース、正確なリザルトを出し続けていただいた審判の皆様、コースと参加者の安全を確保していただいた主管チームをはじめとするコースマーシャルの皆様、会場毎に魅力的なコースを考えていただいたスタッフの皆様、大会をご支援いただきました協賛各社、そしていつも完全燃焼でレースを楽しんでいただきました参加者の皆様など、たくさんの方々に支え盛り上げていただきましたことに、心から感謝申し上げます。
 過去を振り返り支えていただいた方々に感謝するとともに、ここから10年、20年とシリーズを継続していくために、新しいスタッフメンバーを増やし育てること、建設的な意見を取り入れることが大切だと考えます。
 頂いた意見は全てを聞き入れることは出来ないかもしれませんが、自由で柔軟な意見が言える関係や雰囲気づくりを大切にし、新しい発想を受け入れる余裕を常に持ちたいと思います。このことが次の10年、20年のよりよい大会運営に繋がっていくのだと信じています。来期に向け、次のように取り組んでいきたいと思います。


1 カテゴリー制について
 関西シクロクロスはチャンピオンシップの競技会であり、その一方で「シクロクロス界の安くて美味しいファミレス」のモットーも大切にしています。競技性と楽しいイベント性の兼ね合いについては、例えば、JCF登録の必須、コースの難易度、エントリー規模、ルールの運用などのボーダーラインをカテゴリー毎に変えていくことで対応したいと思います。
 昨シーズン関西ローカルで取り入れたC1〜C4の4段階のカテゴリー制は、他地域でも採用が増えてきており、少しずつ定着してきたと感じています。ピラミッドをより明確にするためC3やCM3の昇格者数をもう少し増やしても良いかとも考えている一方で増える一方のC1についての検討も必要かと思います。
 C1は、現在AJOCCやシクロクロス小委員会でランキングポイントの検討を進めており、全日本やJCXシリーズの参加資格についてはランキングによる制限を行う可能性が高いです。
 また今期は女性のカテゴリーが輝きを放ちました。CL3からCL2へまたCL1へとカテゴリーアップし、上位カテゴリーで善戦するライダーに、競技としての楽しめるよう昇格降格や男子カテゴリーとの混走の方法などについて検討を始める時期に来たと感じています。一方でジュニア、U17のエントリーが若干ですが減ってしまいました、さらなる開拓をしなければなりません。


2 コース、会場について
 コースディレクターはコースのテクニカル度による魅力アップに加え、コースの安全性、観客の動線や駐車場、表彰やブースの配置に至るまで、頭を悩ましながらコースを考えています。コースのおもしろさがレースのおもしろさの一番のポイントであることを常に念頭に置き、コース作りを行いたいと思います。
 また、最近はブース出展希望も増えてきており、参加する楽しみの一つとして出展の充実を図って行きたいと思います。公共の運動公園を会場としているところは何かと制約も多いのですが、十分な打ち合わせを行い、出展可能な会場を増やして行きたいと思います。 
 また、新しい会場の開拓では今期空白となった京都府北部地域や兵庫県での開拓を進めたいと思います。


3 参加者や観戦者への対応について
 増え続けるエントリーに対応し、一人でも多くの参加を受け入れたいということから、土日開催をくろんど池と烏丸半島の2会場で試行的に実施しましたがいかがだったでしょうか。運営側、特にエントリー受付、スタートリスト作成に関しては負担やコスト面での負担が増したのも事実で、引き続き実施するかについては再検討したいと思います。
 なお、UCI登録レースであるMAKINO ROUNDとの2日間開催は来期も実施します。マキノでは入場協力金、スタートマネー、国際基準の賞金に海外招待選手、フライオーバーまで、やりたいことを一気に行ってみました。多少コストはかかりましたが、観戦と参加の両方で楽しめる地域密着型の大会となるよう充実を図って行きたいと思います。来期は観戦者を増やすため、出展ブースの増加、送迎バス運行や地元の方々への告知などを検討します。
 更に、海外からの一般参加もありました。来期は是非英語版の募集パンフレットも準備したいと思います。
 特にアジアからのシクロクロスへの参加が、アジアでのシクロクロスの普及につながり、いつかはアジア選手権などにつなげたいと夢は広がります。


4 JCF登録、JCXシリーズなど他地域との連携
 今期C2についてもJCF登録を強く推奨し、未登録の場合は昇格を行わない旨の運用を行いましたが、いよいよ来期はC2も登録の必須としたいと思います。決定にはAJOCC全体で合意を得て進めたいと思います。WEBサイトなどでの公表で確認ください。
 登録は年度毎に行います。ちょうど2015年度の登録事務の受付が始まっていますので、この機会に未登録の方は今のうちに手続きを進めてください。
 登録はしなくても走れると思われがちですが、全日本の開催や世界選、ワールドカップへの派遣、競技規則や競技記録の管理など、直接に間接にJCFは私たちの競技活動を支えていることをご理解ください。
 また、AJOCCの構成メンバーとして、今回はMAKINO ROUNDと希望が丘で開催しましたC1、CL1のJCXシリーズの開催や、他地域とのカレンダー調整により国内のシクロクロス全体の盛り上げに積極的に関わって行きます。


5 そして世界を目指す
 2015年チェコの世界選手権に関西縁の選手たちが参戦し活躍しました。本人たちは、今回の結果に満足せず(悔しい想いをしている選手もいるでしょう)、今後もより高い目標を定めて選手たちは勝つために真摯な努力を続けていくことでしょう。世界で戦うためには連盟強化サイドの努力が何よりですが、皆さんの継続的で数多くの応援の声が選手の後押になり、また連盟を動かす力にもなると思います。
 またこうしたトップレベルの選手に続く若手選手を、この関西からどうすれば送り出していけるか、世界の舞台へつなげていけるか、レースの主催者の立場として何ができるのか考えて行きたいと思います。
 まずは、世界へ伸びる芽がどんどんと育つよう、私たちは育つ畑(シクロクロスレース)を一つでも多く耕していきたいと思います。そしてその畑は絶えず世界のレベルを意識して努力をしていきます。
 では、また来シーズンレース会場でお会いしましょう!