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2024-2025シーズンの日程は、
2024年7月ごろまでに発表します。

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爆風吹き荒れるマイアミの砂浜で、小坂光と前田公平の戦いは小坂がスプリントで制する

琵琶湖の砂浜がコースとなる滋賀県野洲市にあるビワコマイアミランドにて、関西シクロクロス第1戦及びJCXツアー第2戦が行われ、C1・CL1には強豪選手が集まった。C1は小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)が競り合う前田公平(弱虫ペダルシクロクロスチーム)を下し、シリーズ2勝目となった。

木枯らしの吹く琵琶湖湖畔で名物の砂地獄で苦しむシクロクロッサー達、ここビワコマイアミランドは「砂・砂・砂」といったシクロクロス特有の砂を走るテクニックが試される。
C1はJCXツアー初戦を飾った小坂が、また若手選手で構成された前田と中原義貴の弱虫ペダルシクロクロスチーム、クロスベガスでの海外遠征をした濱由嵩(SPEEDVAGENCYCLOCROSSTEAM)やMTBレースを走る門田基志(チームジャイアント)といった有力選手が集まった。地元の沢田時(ブリヂストンアンカー)はアキレス腱の故障で出場を取りやめた。C1レースは2.5kmのコースを8周回で行われた。
レース序盤から先頭を維持する小坂に続くのは前田と濱となり、レースはこの3人がリードする。砂区間では乗車のテクニックや降車して押すタイミングなどのテクニックで、ワンミスが命取りとなる。濱が遅れ最終周回で前を走る小坂に前田が追いついて先頭を奪い、この両者の戦いは長い砂浜区間で前田がミスをし、小坂が隙をついて前に躍り出た。最終局面で両者によるスプリント勝負は、小坂がフィニッシュラインを譲らずJCXツアー2勝目となった。
CL1は全日本チャンプの豊岡英子(パナソニックレディース)に昨シーズンのJCXツアーチャンプの武田和佳(Liv)に宮内佐季子(CiubLa.sistaOffroadTeam)といった布陣に、若手選手の坂口聖香(パナソニックレディース)が先頭に立ち、独走に持ち込んでCL1初勝利となった。
CM1は水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)が追いすがる羽鳥和重(cycleclub3UP)を制した。

C1
1位 小坂 光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)1:02:12
2位 前田 公平(弱虫ペダルシクロクロスチーム)+0:03
3位 濱 由嵩(SPEEDVAGENCYCLOCROSSTEAM)+0:44
4位 木村 吉秀(JPSTMASSAANDEX)+1:49
5位 門田 基志(TEAMGIANT)+1:50
6位 島田 真琴(シマノドリンキング)+3:08
7位 中原 義貴(弱虫ペダルシクロクロスチーム)+3:18
8位 合田 正之(Cycleclub3UP)+3:23
9位 兼子 博昭(スワコレーシングチーム)+4:33
10位 伊澤 優大(岩井商会RACING)+4:52

CL1
1位 坂口 聖香(パナソニックレディース)0:36:53
2位 豊岡 英子(パナソニックレディース)+0:38
3位 武田 和佳(Liv)+0:43
4位 宮内 佐季子(CiubLa.sistaOffroadTeam)+1:06
5位 上田 順子(ダム部)+1:46

CM1
1位 水谷 拓也(BUCYOCOFFEECLT)0:34:51
2位 羽鳥 和重(cycleclub3UP)+0:08
3位 大河内 二郎(シルクロード)+0:18
4位 藤井 修(きゅうべえsports)+0:27
5位 中野 政彦(TeamSpeed)+0:47


強豪選手が集まるJCXツアーがスタート

選手を苦しめる長く続く砂浜

小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)が先頭に立つ3人のパック

先頭に躍り出る前田公平(弱虫ペダルシクロクロスチーム)

スプリントを制した小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)

C1表彰

CL1を初制覇した坂口聖香(パナソニックレディース)

CL1表彰

競い合う後ろにいる水谷拓也(BUCYOCOFFEECLT)が羽鳥和重(cycleclub3UP)を制した

CM1表彰

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