関西シクロクロス 公式サイト

関西シクロクロスの公式ウェブサイトです

関西シクロクロス公式サイト

2024-2025シーズンの日程は、
2024年7月ごろまでに発表します。

↙記事を探すには『ショートカット』が便利です

第4戦 由良川 どう走る?

UCIレースも落ち着き、全日本選手権一週間前となりました。

今週末はAJOCCの大会が五カ所で開催。
由良川は遠征も少なく関西ローカルの戦いになるのでしょうか?

由良川のコース攻略を昨年度までのイメージから、書いてみたいと思います。


プロローグにも千秋楽にもなったことのある由良川。長い歴史を誇る関西クロスのスタンダード的な会場ですね。

コースの特徴は主に3つ。
河川敷ならではの長い長いフラット区間。折り返しターンの連続。土手の上り下り。これらのうち、苦手なところでライバルに遅れないようにしたいものですね。

フラット区間では、当然、風除けを意識したパック走行になるでしょう。北風吹きすさぶ中、先頭で走り続けるのはかなり脚を使います。

折り返し区間で、コーナーの苦手な選手の間で少しずつ集団が細かくなっていくかもしれません。差が開くと感じたら、積極的に踏んで前に上がりたいものです。特にコースディレクターお得意の180度折り返しは頻発しますので、立ち上がりに要注意。

同じ差が開くポイントでも、距離感が難しいのが土手ですね。特に上りについて、あまり前と詰めすぎていると、前が足をつくなどつまづいたときに、自分はさらに不安定な姿勢で止まってしまいます(>_<)。

前に出て確実な加速で踏み上がるか、見切りをつけて押し進むか。試走のときに充分作戦を決めておきましょう。

前述のフラット一列棒状になりやすいため、序盤の遅れは後に響きます。1、2周目の土手で遅れないように確実なラインで☆


例年までは、由良川はスリック系のタイヤが出番でしたが、昨年は雨でひどい泥でしたね。この週末もややお天気が怪しい??
奥の方の砂利でパンクしないように気をつけて、土手が登れるレイアウトであれば、泥に合わせた調整が必要かもしれません。

水利があまりよくない会場なので、橋の下の小川(通称ガンジス川)に集まる選手達の、由良川大会らしい光景が楽しみです。

泥なら交換機材も足まわりも準備はお忘れなく!もちろん応援の仲間、ご家族もチェックしてくださいね。

(文責:松井ちゃん)

©一般社団法人 京都車連