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2017~2018年シーズン 関西シクロクロスシリーズ終了のお礼 2018.2.25 

関西シクロクロスオルガナイザー 矢野 淳

 2017~2018年シーズンを無事に終了することができました。参加者の皆様、スタッフの皆様、ご支援いただきました協賛各社の皆様、3ヶ月を超えるシーズンを支え、楽しんでいただきましたことに、こころから感謝申し上げます。
どんな大雪でも中止にしたことが無かったシリーズ戦ですが、台風の影響により23年目にして初めて途中で中止としました。自然の猛威を甘く見てレースを始めてしまったことで、強風の中来られた選手やスタッフには、大変申し訳ないことをしたと反省しています。

 今期は第5戦マイアミランドで本戦200回を迎えました。これからも「安くて 美味しい シクロクロス界のファミレス」を目指し、新しい意見とスタッフを加えながら、大会を続けていきたいと思いを新たにしました。
 さて、22年間右肩上がりだった延べエントリー数は7,887人と、前期(8,450人)を下回りました。ただし、当日の出走者数はそれほど大きく減らず、開幕戦が予定どおり開催していれば出走数は逆に増加していたという状況です。関西クロスをしっかりと楽しんでくれる層の定着を感じます。
 これからも普及に軸足に置きながら、スポーツの競う楽しさを目指していますが、レギュレーションに則った競技運営と、アットホームで気軽に参加できる雰囲気づくりとのバランスをどう図って行くのか、試行錯誤しながら、みなさんと充実した時間を共有していきたいと考えています。

1 カテゴリー制について
同じ実力同士で競う楽しさ、昇格・残留に一喜一憂するのも、しっかりしたカテゴリー制があればこそ楽しめます。今後もAJOCCデータベースによる実力別カテゴリーを堅持していきます。
 今期はC3、CM2が増える一方でC4、CL3などベースとなるカテゴリーが人数を減らしました。新規参加者への広報が不足していました。これからも新規の参加者にシクロクロスの楽しさを訴えていきたいと思います。後で登録の所でも書きますが、JCFでは競技者登録必須カテゴリーを更に増やし、全てのカテゴリーを登録者にしたいとしていますが、一番ベースとなるC4やCM3、キッズ等については当面普及を目的としたカテゴリーとし、競技登録者は上位カテゴリーを目指して競い合う層を対象にしてはどうかという議論があります。
 
2 カレンダーと会場について
 今期は紀の川と柏原の2箇所で新規会場として開催しました。河川敷の似たようなコースでしたがいかがだったでしょうか。コースは各地バリエーションを持たせながら、開拓していきたいと思います。 
 2018年は久しぶりに全日本選手権をマキノ高原で開催します。また、同会場でUCIクラスⅡのレースとして開始するマキノラウンドでは、若手選手の育成を目的にエリート男女(U23を含む)に加えジュニアのUCIレースを開催します。
 また、全日本との同時開催のカテゴリーも若手や新しい分野の普及を目的にU17やシングルスピードなどのレースを全日本選手権として開催しできるようJCFと協議をすすめたいと思います。
  
3 参加者や観戦者への対応について
 スタートのコールアップがきっちりと行えるようになったり、忙しい受付で大勢の参加者へのライセンスコントロールが開始できました。また、スタート、フィニッシュ前後のネットを鉄杭から木杭に変更するなどの、素晴らしいスタッフの力により少しずつ改善を進めており、大会運営のレベルアップに繋がっていると思います。
 ブース出展も増えてきました。関西クロスの会場の多くは公共の運動公園を会場としていることから何かと制約も多いのですが、管理者との十分な打ち合わせで、これからも出展可能な会場を増やして、会場の楽しい雰囲気づくりのレベルアップも図っていきたいと思います。
 さらに今期は、シクロクロスレースがほとんど開催されていない韓国から選手が来日し、UCIの国際レースでは無い堺の一般カテゴリーで参加されました。関空に近い大阪南部のレースはアジアの国々から参加しやすい大会だそうです。以前からシクロクロスアジア選手権を開催したいと考えていたので、こうした海外、特にアジアからの参加者が増えることでシクロクロスの交流が盛んになればと期待しています。

4 JCF登録、JCXシリーズなど他地域との連携
 ここ数年、良くも悪くもシクロクロス小委員会を通じてJCFとの繋がりが強くなってきました。JCXシリーズランキングが国内ランキングになり、昇格・降格のルールがJCFサイトに掲載されるなど以前には考えられなかったことです。その一方で参加者=競技者登録のルールもより厳密に言われるようになり、現在のC1,C2、CL1、CJ、CM1に加え、それ以外のカテゴリーについても登録化が検討されています。ライセンスを取得するメリットが無いと言う声も聞きますが、競技会としてのレベルアップを図っていくのか、偉大な草レースイベントとなるのか、共存は可能か、進むべき方向をデザインしていかねばなりません、もちろん併行して登録するメリットも十分に整理すべきと考えます。
 登録についてはAJOCCでウエブアンケートを行っていますので、率直なご意見を頂きますようお願いします。

5 そして世界を目指す
 オランダファルケンブルグの世界選手権は泥とキャンバー、起伏のある厳しいコースのレースだったと聞いています。高い志と忍耐力をもって世界に挑むシクロクロス選手を、これからも盛り立て行きたいと思います。
 毎回書いていますが、関西シクロクロスができることは、世界へ伸びる芽がどんどんと育つ場の提供であると考えています。私たちは選手が育つ畑(シクロクロスレース)を一つでも多く耕していきたいと思います。そしてその畑づくりは日本国内の環境に即しながらも、絶えず世界のレベルを意識して努力をしていきます。
 では、また来シーズンレース会場でお会いしましょう! 

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